こんにちは! 鈴木貴之です。
先月、高校3年生で自分が学びたいものがある大学受験に向けての勉強に集中したいということで、6年間通ってくれた生徒さんが卒業されました(退会ではなく、卒業)。
その後、保護者の方から頂いたご感想がこちらです。
中学から全く英語についていけない息子へせめて英会話に興味を持って貰えればと通わせました。
最初は息子のレベルに合わせて小学生と一緒に勉強させていただいたり、本人が関心を持つ話を先生がお話してくださり、学校の授業についていけない息子が6年も通いました。
本人も英会話に自信がつき、後半の3年間は何故か学校の英語の授業も成績がぐっと上がり目標であった英検も取得。今では得意教科が英語、先生がリスニングの際に息子に確認するほど。
何よりも自信が持ち英語が好きになったのが良かった。
総じて子供達が面倒くさいではない生きた授業が出来る教室なんだなと通わせて実感しました。
このクチコミを頂き、改めて私たちが提供しているもの、売っているもの、そして買ってもらいたいものについて考えさせられました。
この記事ではそれについてお話をしたいと思います。
私たちが売っているのは「英語の指導」ではない
私たちは、自分たちが提供しているものを単純に英語力アップの為の「英語の指導」とは考えていません。
英語だけを学びたいなら世の中に山ほどできることがあります。
それこそ教室はいたるところにありますし、
オンライン英会話もあります。
スピードラーニングのような自己学習教材もありますし、
留学も以前よりは身近になったでしょう。
そういう中で、私が思うのは、私たちが生徒さんたちに身につけてもらいたいのは、単純に「英語力」だけではありません。
(もちろん、「英語を話せるようになる」が私たちの教室が存在している価値です。ただ、「その先」が大事だということです)
私たちが売っているもの。
保護者の方に買ってもらいたいもの。
それは、「子供の未来」です。
英語力がつくことで子供に訪れる未来
英語は必ず誰もが中学生以上になると関わらざるを得ないものです(来年からは小学生高学年も・・・)。
それは学校に行く限りは避けられません。英語から離れて生活することができないというのです。
だとしたら。
英語が苦手だと思うか、
英語が得意だと思うか。
それって人生にとって大きな影響を与えると思うのです。
私は多くの子供たちを見ているので分かるのですが、自分に最初から自信がある子は多くはありません。どことなく自分に自信がない。そういう子が多いのです。
そして、この地域では英語が苦手な子は驚くほど多いのです。
そういう中で、「自分はできる」と思ってもらう最もカンタンで確実な方法は、「英語を身につけてもらうこと」。
英語は勉強というより語学ですので、正しく勉強したらその時間は絶対に裏切りません。
言葉を話せない人は、世の中を見渡してもいないでしょう(しょうがいをお持ちの方を除く)。
時間を掛ければ誰でも話せるようになるのです。
スポーツはある意味、努力も重要ですが才能がとても重要な世界。
どうしても届かない壁というものが存在します。
音楽やダンスも同じでしょう。誰でもある程度行けるかもしれませんが、でも「その先」は難しい。
しかも、クラスの中のクラスメイトを見渡した時、そういうものはやっている人の方が少数です。
しかし英語は違います。必ず中学以上では全員が英語に関わります。
だから、「英語力がつく」ことを通して「自分はできない」が「自分はひょっとしたらできる」に代わり、それが「自分はできるという自信」に変わります。
この体験はとても大事で、自信をもって大人になるか、自信がないまま大人になるかはその子供の人生を大きく左右する問題だと思います。
「できない」と思い続けて大人になるか、「できる」と思って大人になるか・・・。
「できない」と思い続けることで積極性が失われ、より消極的になるか。
「できる」と思って色々なことに挑戦し、できることをより確信していくか(失敗してもそれを糧にできればよいのです)。
特に10代のころのそういう「心の積み重ね」は、大人になった時に大きな影響を及ぼす。
私はそのように考えています。
多くの子供たちが「できない」と簡単に口に出してしまうことを私は知っています。
英語を学んでいても、すぐに「できない」と口に出す子供は意外と多いのです。
しかしながら、学び続けることで「あれ? 自分ってできるんじゃない?」に必ず変わっていきます。
私はその「世紀的発見」をした子供の目の色が輝く瞬間を見るのが好きです。
そう考えると、私たちが売っているのは何かというと、「英語力」じゃないんです。
この教室に来ることで買ってもらいたいものは、「子供の未来」です。
「自分はできる」という自信を持つことができ、そういう気持ちを持って何事にもチャレンジし、いろいろなことを体験し、大人になっていく。
現在教室をオープンして6年と9か月。
この期間を通して子供たちの様子を見てきて、分かったことがこれです。
もちろん、英語を話せるようになるのは楽じゃない
でも、だからこそ良いのです。
努力するところに結果がついてくると子供たちは分かるからです。
努力せずに話せるようになったら、それは自信になりません。
「やればできる」という自信は、やりきってこそ生まれるのです。
それなりの努力は必要になります。でも、それを乗り越えてもらえるような手伝いを私たちはすることができます。
その際は何でも教えるのではなく、自分で分からないところに気づくことが必要です。
そういう指導もこの7年弱を通して磨いてきました。
もちろん、なかなか乗り越えられない壁が来ることもあります。
でも時間を掛ければ必ず乗り越えられます。そういう生徒さんを何人も見てきましたから、それは間違いありません。
「壁」にぶつかると英語が嫌いになるんじゃないか。
そのように心配される保護者の方もいらっしゃいます。
でも、その「壁」は中学生になれば必ず出てきます。中学生でぶつからなければ高校生になった時に来ます。
その時に英語嫌いになるか、早くなるかの違いにすぎません。
そして、「英語嫌い」についてもう一つ私が気づいたことがあります。
それは、「英語嫌い」=「英語が苦手」だということです。
「英語が好きなのに英語が嫌い」という子は見たことがありません。だから、「英語が得意」になれば、「英語が嫌い」にはならないのです。
「英語嫌い」の根本的な解決は、「英語を好きにする」ことじゃなく、「英語が得意になること」なのです。
この記事では私たちの考えを率直にお伝えさせて頂きました。
お読みいただきありがとうございます。
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