こんにちは! 鈴木貴之です。
3学期制の地域では11月に定期テストがあり、その答案が戻ってくる時期だと思います。
この時に何をすべきかで、その後の理解度が変わります。
特に、70点未満の生徒さんは放っておくとどんどん分からなくなります。
だから、学校での答え合わせの他に、これからお話することをやってみてください。
① 間違ったところが、「なぜ間違ったのか?」を理解できるようにする
まず一番大事なのがこれです。
間違ったところの正解を導き出せるようになることは大事ですが、それと同じくらい大事なのは「間違った理由」をしっかりと見つけられること。
そして、その理由を説明できるようになること。
説明できる = 理解している
です。
だから、なぜ間違っているか説明できないということは理解していないということです。
そして理解していないということはまた同じ間違いをしてしまう可能性があるということ。
だから、「なぜ間違ったかを理解できる」ことで「同じ間違いはしなくなっていく」のです。
そしてその積み重ねこそが、英語の基礎力をアップさせていくのです。
もし、「正解を導き出す」ことだけに注力してしまっている、という場合は、このことを思い出してください。
② 間違った問題に何度もチャレンジ
答え合わせの最も大きな罠とは、「その時は分かった気になる」ということです。
でも、あとから解いてみると解けない。
そんな経験はありませんか?
あったとしてもがっかりしないでください。
一度で覚えられないのは、人間の脳の構造上仕方がないのです。
だから、間違った問題を繰り返し説くということが大切です。
「よし、分かったぞ!」と授業中に思ったら、その夜に同じ問題を解きましょう。
そして翌日朝起きたら解いてみましょう。
3日ほど放っておいて、また解いてみましょう。
その後1週間後にまた解いていましょう。
そしてその時に覚えていたら・・・!!
つまり、記憶に定着したということです。
「ええ~~! こんなにしつこくやるの?」と思ったでしょう?
このやり方だと①テスト、②答え合わせ、③その日の夜、④翌日の朝、⑤3日後、⑥一週間後と6回同じ問題に触れています。しかも短期に。
これが人間の脳に間違いなく定着させる方法なのです。
どんなにその問題が苦手でも、6回触れれば覚えられるものです。
最後に、7回目として1ヶ月後にまた解いてみて、覚えていたら本物です。二度と忘れることはありません。
でもそれでも、「間違ったところが、「なぜ間違ったのか?」を理解できるようにする」が抜けていたら効果が落ちてしまいます。
だから、順番を守ってやりましょう。
③ 英単語はグループ分けして覚える
私が英語を簿える際にとても役に立ったのが、英単語のグループ分け。
特に下記の3つの分け方で覚えていくと、英語が覚えやすくなりますよ。
1)同義語
違い意味の言葉を一緒に覚えるということです。
でも、単語だけで覚えるのではなく、文章で覚えましょう。
そうすることで同じような意味でも微妙な違いを学べます。
2)反意語
これ、非常に重要です。
英単語にはたくさん反意語があります。
だから一つ覚えたらそれと反対の言葉をセットで覚えるのです。
そうすると、どんどん単語を覚えられるようになっていきます。また、単語がつながっていく感覚を感じることでしょう。
3)単語の種類
単語にはそれぞれ種類があります。
辞書を引くと、□で囲まれているので目にした人も多いでしょう。
代表的なものとしては、名詞、動詞、形容詞、副詞、助動詞、接続詞などです。
こういう単語の種類も一緒に覚えていくと、英語がどんどん簡単になります。
なぜなら、文法を見た時に「ここはこういう種類の単語しか入らない」と分かるようになるからです。
また、例えば中学二年生で多いのはshould、mustなどの助動詞の使い方が分からないというところ。一般動詞と混同したりして今うことが多いのです。
でも、canと同じ助動詞だと思っておけば、テストの最中に助動詞の文の作り方が分からなくなってもcanと同じよう方で肯定文、否定文、疑問文が作れると分かっていれば、canと同じように作ればいいので簡単です。
脳の構造上も、お互いにリンクしている・つながっているものは「連想」して思い出しやすいのです。だから、脳が「連想」できる原因を作るものとして、単語をグループ分けして覚えることをおススメしています。
当教室ではこういったノウハウも積極的にお伝えしています。^^
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