先日2021年度からの教科書改訂に伴って、以前も下記の記事でお伝えしましたがさらに詳しい情報が入ってきたのでお伝えしたいと思います。
覚えなければならない単語が増える
これは旧学習指導要綱では1300語だったことを考えると、小中合計で2倍近くの量となります。
「発信語彙」は意味・読み・書きを、「受容語彙」は意味・読みまでを習得すればよいとされています。
フォニックスについては下記の記事をお読みください。
②と③について、当教室では英検を活用しています。
また、合格した後こそが大事と当教室では考えていて、英検合格者のみに提供しているレッスン内容があります。それを通してより深く、覚えた英単語に何度も触れて覚えていくのです。
人は一回だけじゃ覚えられないので、同じ知識に何度も触れないといけません。そうすることで定着していくのです。
【英検の目安】
小学4年生 英検5級
小学5年生 英検4級
小学6年生 英検3級
※ あくまでも目安のなのでこれより遅くても良いですし、
早くても問題ありません。
パフォーマンステストの実施
発信語彙については「やり取り」「発表」で実運用することまで求められるようになっていくのです。
良い人にとってはすごく良い変化ですが、苦手な子供にとってはかなりきつくなるかと。。。
リーディングで求められるもの
要旨・主張を捉えることが重要となります。文章全体の趣旨をつかむことができる力が必要となります。
子どもたちを見ていると長文読解が苦手な生徒さんはみんな一つ一つの文に集中します。だから文章全体としての主旨が分からなくなってしまいます。木を見て森を見ず、という状態になるからです。
あとは文章をざっと見て、文章全体の概要をつかむ「スキミング」の技術や短い文章から必要な情報を拾っていく「スキャニング」という手法を身に着けるとよいでしょう。
定期テストでも概要・主張や場面の転換・順序を把握する問題が増えると思われます。一文を理解すればよかった今までとは違い、文章全体を把握するのが大切となります。
スピーキングの比重は大きくなる
単純なリピートではなく、実際に使うことに重点が置かれるからです。
これは多くの英会話スクールで行われているリピートさせるだけの学習では間に合わないことを示していて、さらに机に向かって勉強するだけの学習では対応できないということです。
これは文の構造を頭か体験で理解していなければできません。
習った内容を自分でアレンジする力が必要となります。
ALTと対話を行う、自分の意見を述べるなどの口述試験が徐々に、定期テストと同じ扱いになっていきます。
しかしながら、ALTの人数に地域差があるので、ばらつきが出るだろうとは予想されています。
今回の記事の内容がお子様の英語学習、教室選びのお役に立てば幸いです。
宮城県塩竈市にある少人数制・英会話重視の英会話教室「塩釜BTC英会話教室」
営業時間:9時から21時(日・火曜日定休)
〒985-0026 宮城県塩釜市錦町4-3 1階
090-6686-4443
・教室案内
・中学生向け英語アクティブラーニングクラス
・アクセス
・生徒さん(保護者様)のご感想
・予約フォーム
・電話でのお問合せ 090-6686-4443