こんにちは! 鈴木貴之です。
早いもので、今年ももう過ぎ去ろうとしています。
今年という年を振り返ると、やはり新型コロナを避けて通ることはできません。
学校は3~5月までお休みという、今までに経験したことのないことがありました。
再開後も生徒さんたちの安全の為にコロナの対策に時間とお金を掛け、それはこれからしばらく続いていくでしょう。もしかしたら新しいスタンダードなのかもしれません。
生徒さんたちの完全対策という面で保護者の皆様の協力は必要不可欠です。
いつもご協力いただきありがとうございます。
ただ、悪い面ばかりでもありません。
オンラインレッスン、ハイブリッドレッスンの可能性を垣間見れたのも、新型コロナが原因です。
今までは少しでも風邪の兆候があれば休んでもらわざるをませんでした。
またクラスでインフルエンザが流行り、学級閉鎖の時もそうです。
しかしながら、今は本人が元気であれば、オンライン参加という方法があります。
これは生徒さんの学びを止めることがないように、教室側でできることが広がったと見ることができます。
今後もより良い内容で提供できるように、より磨き上げていきたいと思います。
2021年からは教科書が改訂されます。
詳しくは下記の記事をお読みください。
これは特に中学生の生徒さんたちの方にも伝わっているようで、学校の先生や塾の講師から「来年以降英語はより難しくなる」と言われたという生徒さんが複数人いました。
これは英語が得意な子にとってはプラスです。難しくなっても対応できる力があるからです。
しかしながら、英語が得意でない子にとってはかなり厳しい内容となるでしょう。なぜなら、得意でない=分からない のに難しくなったらより分からなくなるからです。
おそらく来年度以降、生徒の間で英語力の二極化が広がるのではないかと思っています。
では重要なのは「どうしたら英語が得意になるか?」ということです。
これは以前の記事でもお伝えしておりますが、英語習得には2面性があります。
体験的理解
知識的理解
の2つです。
このうち体験的理解は「量」をこなさないと身に付きません。たくさんの英語に触れていくことで「この英文はこういう意味だ」というのがなんとなく分かるようになります。
その上で知識的理解、学校で学ぶ文法に触れると「それはこういう理屈だったのか!」と分かります。
英語が得意になるにはこの2つが重要です。
従来の学校だけの学びでは知識的理解のアプローチしかない為難しいのです。
当教室では幼児~小学生期はこの「体験的理解」を積んでもらうことに焦点を当てています。その方が効果的に英語を学べるからです。その時期から無理やり知識として詰め込む、というやり方はしていません。
中学での学びを包括的に取り入れた英語学習法を取り入れています。
英語を教えている先生の中には「うちで学ぶ英語が重要で、学校のはおまけみたいなものだ」という人もいますが、私はそれは違うと思います。
生徒たちが触れるすべての学びを理解した上で、最も効率的な学びを教室で行うのが大事だと考えています。
だから、中学生になると英語が話せるようになる生徒さんが増えてくるのでしょう。
実際、今年2020年は「お、グンと伸びたな」と感じさせる小学生高学年~中学生の生徒さんが複数出てきました。
我々から見てまだまだ未熟な面があったとしても、英語を操ることができる、「英語を話すことができる」、そういう生徒さんが例年以上に見られた年です。
それは本当にうれしいことです。
本年は本当にありがとうございました。
新年もどうぞよろしくお願い申し上げます。