こんにちは！ 鈴木貴之です。
このような記事を見つけました。
東京都は14日、2022年度入学分の都立高入試から英語の話す能力を評価する試験（スピーキングテスト）を活用する方針を公表した。21年度から都内の公立中3年の全生徒や受験予定者が試験を受けることになり、現在の小学6年以降が該当する。テストは民間の実施団体を公募して独自に開発し、タブレット端末を使って行う。
公立高入試での話す能力の評価は、福井県などが民間試験を活用し導入している。都教育委員会によると、タブレット端末を使った全受験生への独自テストは全国の都道府県で初めてとなる。
英語の4技能の「読む・聞く・話す・書く」のうち、話す能力がこれまで課題として指摘されてきた。テスト導入を機に、都教委の担当者は「小学校から大学まで4技能で一貫した英語教育を進め、『使える英語』を伸ばしたい」としている。
テストは11～12月の土日・祝日に行い、受験回数は1人1回。タブレット端末とマイク付きヘッドホンを使って解答音声を録音する方式。都内の公立中3年生の受験料は都が負担する方針だ。
受験者は年間約8万人。採点はトレーニングを受けた複数の採点者によって行われる。採点期間の短縮やコスト削減のため、人工知能（AI）の活用も検討する。
東京都は17年12月にスピーキングテストの導入を決定。18年8～9月に都内8校の約1千人を対象にタブレットと面接で試行していた。19、20年度にもプレテストを行い、正式導入に向けた手順などを確認する。
※ 赤字は筆者が追加。
英語の4技能のうち最も伸ばすのが難しいのが「話す」
英語の4技能とは、「読む・聞く・話す・書く」です。
このうち「話す」というのが最も伸ばすことが難しいのです。
なぜかというと、他の3つの技能に関しては自分一人でもできるのに、この「話す」という技能だけはひとりではできません。
「話す」には必ず話し相手が必要です。
そして、「話す」能力を伸ばすには、単純ですが「話す」ことを繰り返すことが必要です。
読めば読むほど読めるようになります。
聞けば聞くほど聞こえるようになります。
書けば書くほど書けるようになれます。
これらはすべて、その技能に関わる脳の中にあるシナプスへの回路ができるからです。
スポーツと同じで、同じ行動をすればするほど頭を使わなくても体が自然に動くようになるのです。
それと同じで、英語の4技能の獲得には伸ばしたい技能の行動をたくさんする必要があります。
だから、スピーキング試験で良い点数を取っていく為に重要なことは、たくさん話すということです。
もちろん、より良いコーチについて教えてもらった方がスポーツの技術が伸びるように、英語のスピーキングに関しても良いコーチングをしてくれる人について学んだ方が伸びます。
私は英会話教室の存在意義の重要なところは、このコーチングにあると思います。
単純に話すだけならオンラインレッスンで十分です。
しかし、生徒さんの英語力のみならず個性や性格まで把握し、また会話外の情報も含めて総合的にその生徒さんのことを理解し、そしてその時その時に最も必要な学びを提供していく。
その上での「話す」となる為には、なかなかそういうことになれていない人、そういうことを学び続けていない人にはできません。
オンライン英会話が格安であるには、理由があるのです（もちろんすべての英会話スクールがそういうことができる、というわけではないのですが・・・）。
もちろん独自にスピーキング力を伸ばすことも不可能ではありません。
しかし、より時間が掛かってしまうことは避けられないでしょう。
子供に合ったスピーキング力アップ対策を
何はともあれ、2022年度から東京都の公立高校ではスピーキングテストが導入されます。
そして遅かれ早かれ、それは他の道府県にも広がっていくでしょう。
「英語を話せること」が学校の試験の評価につながる。
そういう時代が来ています。
ぜひ、お子様に合ったスピーキング力アップの対策を始めてみてください。
もし、英会話スクールに通う余裕が時間的にも金銭的にもない、という場合は、スピーキング力を伸ばすために下記の書籍を活用してみてください。
英文法を論理的に覚えられない、という場合も、体で覚えることができるようになる教材です。
宮城県塩竈市にある少人数制・英会話重視の英会話教室「塩釜BTC英会話教室」
営業時間：９時から２１時（日・火曜日定休）
〒985-0026 宮城県塩釜市錦町4-3
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