子供に英語を学んでもらいたいという保護者の方は多いと思います。
現在、子供たちを取り巻く英語の環境は非常に大きく変わってきていて、「英語ができること」がより子供たちの将来に直結するようになってきました。
しかし、「英語が苦手だ・・・」というお母さんも多くいらっしゃると思います。その為、教室に通わせた理をしてみますが、一週間に一度教室に通ったくらいではなかなか成長しない。伸びている様子が見えない。
教室に通わせているとしても、自宅での学習も必要だということは分かっている。でも、どうしたらいいのかが分からない・・・。
もしかしたら、あなたはそんな風に悩まれているからもしれません。
そこで、今回中学・高校生の時は英語が大嫌いだったけど、一念発起して英語が話せるようになった「はるさん」の英語学習法をご紹介したいと思います。
使うのはスマホやタブレット、もしくはPCだけ! 英語が苦手でも全く問題ない方法です。この方法であれば、保護者がお子様と一緒に楽しく学んでいただけます。
「普通のやり方ではなかなか勉強を続けてくれない」というお子様にもお勧めなイメージで学ぶ英語学習法のご紹介
子供の英語教育って、何が正解なのかわかりませんよね。グローバル化が急速に進む中、2020年4月から小学校でも英語の授業が義務化されました。
2020年度から英語の教科化が始まる小学校では、この4月から、中学年(3・4年生)で年間15時間、高学年(5・6年生)で同50時間の外国語活動(現行指導要領上は年間35時間)が、新学習指導要領を一部前倒しする形で実施されています(移行措置)。
授業で遅れをとらないよう、小さい頃から英語の塾に入れる家庭も昔に比べて増えてきたのではないでしょうか?
この記事では、かれこれ5年間英語学習している筆者が、この方法で英単語力が伸びた、と自信を持って言える勉強法を伝授します。スマホ1台、自宅でできる画期的な方法です!
子供の脳が柔らかいうちに英語教育を始めたいと思っているお母さんにぜひ読んでもらいたい記事になっています。
日本語に訳しにくい英単語がある
例えば、”upset”は英和辞典で調べると、”(…を)ひっくり返す、気を転倒させる、心配する、気にする”と出てきます。
でもupsetの意味ってそれだけではないですよね?例えば怒っているときは「I’m upset.」、お腹の調子が悪いときは「My stomach is upset.」と表現することができます。でもこれらの表現はとても絶妙で、日本語訳にするのは難しいのです。
それは日本語を英訳する場合も同じです。”もったいない”という言葉は英訳ができない日本語として知られています。また、”お疲れ様”も同様です。もちろん文章で説明することはできますが、そのニュアンスはどこか違ってきます。
そういった単語は多くあり、人に説明する時に困ることが多々あります。
英単語が覚えられないワケ
あなたはどんな方法で英単語を子供に教えているでしょうか?
単語帳を使っている人がほとんどなのではないでしょうか。
英語学習をする上で語彙力を増やすということはとても大切です。語彙力が上がることで会話の幅が広がり、よりネイティブに近い表現ができるようになります。
でも、「なかなか英単語が覚えられない」。
これは多くの人がぶつかる壁です。その理由として
・文字だけのインプットなので忘れやすい
・アウトプットする場面が分からず使えない
ことが挙げられます。
google画像検索を活用した英単語の学習法
英単語は文字ではなくイメージで覚えたほうがいいと言われますが、ピンとこないですよね。そこで、google画像検索が使えるのです。
方法は簡単。覚えたい英単語をgoogleの画像検索機能で検索するだけです。その英単語を日本語訳で覚えるのではなく、画像で覚えるのです。日本語訳が先行するわけではないので、その画像が英単語に結びつきます。
英語で会話をしている時についつい日本語に訳してから理解してしまいがちなので、会話のテンポが遅くなります。それを防ぐためにも英単語をイメージで捉えることが大事なのです。
次の項目でその例を詳しく見ていきましょう。
”smile”と”laugh”
Smileのgoogle画像検索結果
Laughのgoogle画像検索結果
SmileとLaughの日本語訳は2つとも”笑う”という意味です。
ですが、この2つの画像を見比べた時、同じ”笑う”でも使う場面が違うことが分かりませんか? smileはにっこり笑うというイメージ、laughは声を出して笑うイメージです。
ついでに前述した”upset”も紹介しておきます。
upsetのgoogle画像検索結果
怒った表情、困惑した表情や悲しそうな表情、この全てがupsetがもつ意味なんですね。
upsetという言葉を英和辞典通り「(…を)ひっくり返す、気を転倒させる、心配する、気にする」と覚えてしまうと実践的に使えないのです。
ですが、この画像のようにイメージとして覚えることができれば、自分がその状況になった時に「今ここでupsetが使えるんじゃないかな?」と気づくことができるようになります。
英単語を画像と一緒に覚えるメリット
子供は飽きやすいです。
文字ばかりで勉強させられると、ストレスを感じてしまう子もいます。
勉強をする上で1番大事なことは子供本人が楽しんで取り組むことです。大人にしてもそれは同じですが、人は好きなことでないとなかなか頑張れません。
画像と併せて勉強することで、勉強しているという感覚ではなく楽しく続けられます。
最初は画像で勉強した単語を会話内で正しく使うことは難しいかもしれません。ですがそれでいいのです。
こういった場面であの単語が使えるんじゃないかな?という発想が大事なので、アウトプットは単語だけでも十分です。感覚として覚えることができれば、文法などの知識は後付けでいいのです。
まとめ
私はこの方法でかなり英語脳に近づいたと思っています。英会話をする時に日本語に変換することが少なくなり、感覚で理解することができるようになりました。
会話はテンポが大事なので、英語を英語として理解し、発信するときも英語、このサイクルができるようになると大きく成長します。
日本語訳にするのが難しい、この2つの単語の違いがわかない、という時はgoogle画像検索は特におすすめです。
(執筆:はるさん)
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